コロナワクチンのモデルナ日本法人、大相撲3月場所へ懸賞幕を掲出

» 2022年03月13日 00時05分 公開
[ITmedia]

 メッセンジャーRNA(mRNA)治療薬とワクチンを手掛けるモデルナ社の日本法人モデルナ・ジャパン(東京都港区)は、3月13日より大阪市のエディオンアリーナ大阪で開催される大相撲三月場所に、懸賞旗を掲出する。同社の活動を広くアピールする狙いがあるとみられる。

モデルナ・ジャパンは大相撲三月場所に懸賞旗を掲出する(同社提供)

 今回の興行では、新型コロナウイルス感染症の拡大により、将来への不安が増している若い人々への応援の気持ちを込めて、宇良関、阿炎関、琴ノ若関といった若手力士の取組(とりくみ)に懸賞旗を掲出する予定だという。

宇良関、阿炎関、琴ノ若関といった若手力士の取組に懸賞旗を掲出する予定だという(写真提供:ゲッティイメージズ)

 モデルナ・ジャパンでは今後も、伝統行事を通して、日本で生活する幅広い世代の人々に向けて、啓もう・支援活動を展開していくとする。

 モデルナ社は、2010年の創業から10年強の間に飛躍的な成長を遂げた。mRNA分野の研究からはじまり、現在は多様なワクチンと治療薬の製品、臨床開発段階のプログラムを有している。最近では、新型コロナウイルス感染症拡大に対する最も早く最も効果的なワクチンのひとつが、多くの国で承認され使用可能となった。

モデルナ・ジャパンの鈴木蘭美社長(同社提供)

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