パソナグループは3月25日、現役・引退後のアスリートやコーチなどを「アスリート社員」として募集すると発表した。兵庫県淡路島と全国のパソナグループ各社で50人採用。競技活動と仕事の両立や、引退後のセカンドキャリアを支援する。
アスリート社員は、淡路島をはじめ、グループ各社の全国の拠点に勤務する。業務内容(職種)は、スポーツイベントやスポーツ事業の企画・運営、営業・マーケティング業務、人事・総務・経理の他、店舗運営や接客など。月給は21万5000円。
同時に、キャリア構築に必要なスキルや専門知識を習得できる機会や、キャリアカウンセリングなどの場を設け、中長期的なキャリア支援を行うとしている。研修費は7000円(月額)。
具体的には採用後、ビジネスマナーやビジネス基礎などが学べるビジネススキル研修などを提供する。また、パソナグループ所属のアスリートコーチ、草野歩氏が講師を務めるコーチング研修も実施する。
パソナグループによると、スポーツで培ったことを現役引退後に生かせず、セカンドキャリアに不安を抱えるアスリートが少なくないという。同社は、今回の取り組みを通じて「夢に向かって挑戦し続ける方々がライフプランに合わせたキャリアを構築し、イキイキと活躍できる社会の実現を目指す」としている。
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