ヒルトン(米国)は4月6日、東京建物とマネジメント契約を結び、京都市の河原町三条に「ヒルトン京都」を開業すると発表した。フラッグシップ・ブランドである「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」としては京都初進出で、2024年の開業を予定している。
河原町三条には老舗の京料理店や飲食店が多く、市民や観光客でにぎわうエリアだ。ヒルトン京都は、「京都SYNAPSE(シナプス)」をコンセプトに、京都の魅力をさまざまな角度から発信し、宿泊客に新しい発見と出会いを提供するホテルを目指すとしている。
客室は、約40平方メートルのスタンダードルームを中心とした全313室を用意。オールデイダイニングやバー、スペシャリティレストラン、カフェなどの料飲施設のほか、ジム、屋内プール、宴会場・会議室などを備える計画。
外装は「京都の奥行きのある装い」で建物を包み込むデザインを予定し、内装デザインは、多くのラグジュアリーホテルを手がける橋本夕紀夫デザインスタジオを起用。さまざまな糸で紡ぐ「ORIMONO(織物)」をテーマとした空間で「京都SYNAPSE」の世界感を実現するとしている。
ヒルトン日本・ミクロネシア地区開発担当副社長の藤本博久氏は「昨年開業した、京都市北区の『ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts』、今年12月に開業を控える『ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸』など、多様なブランドであらゆるお客様の需要に応えたい」とコメントしている。
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