ファーストリテイリング、ミーナ天神を23年春に全面リニューアル 大型商業施設に

[ITmedia]

　ファーストリテイリングは2023年春、同社が運営する福岡・天神地区の商業施設「ミーナ天神」をリニューアルオープンする。隣接する商業施設「ノース天神」と一体化する全面改装工事により、ミーナ天神は、従来の約2.5倍の総売場面積6700坪を超える大型商業施設に生まれ変わるという。

ミーナ天神は、総売場面積6700坪を超える大型商業施設に生まれ変わる（リリースより）

　福岡・天神地区では、大規模な再開発計画が進んでおり、新しいオフィスビルや商業施設が建設中だ。この再開発によって、オフィスで働いたり買い物をしたりと、天神地区を訪れる人が大幅に増えると予測されているという。

　その中で、23年春にリニューアルオープンするミーナ天神は、地下1階から地上8階までの9フロアで、1フロア広さが最大約800坪になる。このスケールを生かして、衣料品や生活雑貨を扱う大型テナントを中心に誘致し、お客の日常生活に密着した施設を目指す。

　1階から3階部分の壁面はガラスに変更し、1973年に建設された当時の雰囲気を残しながらも、新たな街並みになじむ外観にリニューアルするという。

　これまでミーナ天神で営業してきたユニクロに加え、ファーストリテイリンググループのジーユー、プラステ、セオリーも、新たに出店する。中でも、ユニクロとジーユーは、九州最大規模の大型店舗となる予定だという。

施設の概要