消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
主婦向けサイト「暮らしニスタ」を運営する主婦の友社(東京都品川区)は、30〜50代の既婚主婦を対象に、値上げに関するアンケート調査を実施した。値上げしてほしくないものは何か聞いたところ、最も多かったのは「電気料金」(68.4%)だった。
次いで、「ガソリン」が67.8%、「小麦、バターなど」が59.1%、「パンや麺など」が50.9%、「ガス料金」が50.3%だった。同社は「日常生活のために欠かせないエネルギーの値上げが気になっているという回答が多数」とコメントした。
「電気料金」と答えた人からは、「食べ物は工夫できるが電気は節電しか対応できず困る」「現在リモートワークで在宅時間が長く影響が大きい」「オール電化だから生活に必要。電気代を節約できない」などの声が寄せられた。
「ガソリン」と答えた人からは、「田舎なので車がないと生活できない。コロナで唯一出かけられる手段がドライブなのにそれも控えることになってしまう」「通勤や通院に不可欠。特にコロナ禍なので公共交通機関よりもマイカーにしたい」というコメントがあった。
「食材、食用油など」と回答した人からは、「毎日食べるものを値上げされると困る」「中学生の子どもがいて育ち盛り。たくさん食べるので困るけどちゃんと栄養のあるものを食べさせたい」などの声が聞かれた。
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