GWの国内旅行、和歌山の人気が急上昇 予約数が最も多い都道府県は?HIS調べ(1/2 ページ)

» 2022年04月13日 16時37分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 エイチ・アイ・エスはゴールデンウイーク期間(2022年4月29日〜5月5日、以下GW)の予約状況をもとに22年のGW旅行動向をまとめ、その結果を発表した。国内旅行で予約者数が最も多かったのは「沖縄県」(前年比81%)だった。

GW GWの旅行動向は?(提供:ゲッティイメージ)

 国内旅行の予約者数は前年同期比126%と、コロナ以前には届かないものの21年と比較して好転した。

 予約者数が最も多い都道府県は「沖縄県」だった。2位は「北海道」(前年比134%)、3位は「大阪府」(同439%)と続いた。

 同社は「1位の沖縄県は、本島滞在予約が減少した一方で、宮古島、石垣島など離島が人気を集めた。高級ホテルが好まれる傾向があり、22年はよりリゾート感のある滞在、ホテルライフを求める需要が多いと推察できる」とコメントした。

GW 2022年GWの国内旅行先、人気ランキング(出所:リリース、以下同)

 予約者数の伸びしろランキングは、1位「和歌山県」(前年比725%)、2位「千葉県」(同540%)、3位「愛媛県」(同522%)だった。

 1位の和歌山県には、20年にジャイアントパンダの楓浜が誕生し一般公開されている「アドベンチャーワールド」、2位の千葉県には入場者数の制限が緩和された「ディズニーリゾート」があり、テーマパーク需要の回復が要因だと思われる。

GW GWに人気の旅行先、伸びしろランキング
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.