消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
エイチ・アイ・エスはゴールデンウイーク期間(2022年4月29日〜5月5日、以下GW)の予約状況をもとに22年のGW旅行動向をまとめ、その結果を発表した。国内旅行で予約者数が最も多かったのは「沖縄県」(前年比81%)だった。
国内旅行の予約者数は前年同期比126%と、コロナ以前には届かないものの21年と比較して好転した。
予約者数が最も多い都道府県は「沖縄県」だった。2位は「北海道」(前年比134%)、3位は「大阪府」(同439%)と続いた。
同社は「1位の沖縄県は、本島滞在予約が減少した一方で、宮古島、石垣島など離島が人気を集めた。高級ホテルが好まれる傾向があり、22年はよりリゾート感のある滞在、ホテルライフを求める需要が多いと推察できる」とコメントした。
予約者数の伸びしろランキングは、1位「和歌山県」(前年比725%)、2位「千葉県」(同540%)、3位「愛媛県」(同522%)だった。
1位の和歌山県には、20年にジャイアントパンダの楓浜が誕生し一般公開されている「アドベンチャーワールド」、2位の千葉県には入場者数の制限が緩和された「ディズニーリゾート」があり、テーマパーク需要の回復が要因だと思われる。
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