大戸屋は4月15日、福田屋ショッピングプラザ宇都宮店の敷地内に「大戸屋 ごはん処 福田屋宇都宮店」(宇都宮市)を開業した。同社としては初となるご飯おかわり自由の「ごはんバー」を導入し、利用者の満足度を高めていく狙い。
定食を注文したお客にプラス200円でご飯、みそ汁、ご飯のお供、だしをお代わり自由で提供する。ご飯のお供は生たまご、なめ茸おくらなど10種類用意した。専用の機械を導入し、利用者がボタンを押すだけでご飯をよそえるようにした。
広報担当者は「大戸屋ではただのおかわり自由ではなく、みそ汁や10種類のご飯のお供も一緒に提供する。他社ではおかわり無料の店もあるが、『選べる楽しさ』で差別化を図っていく」とコメントした。
配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」も導入する。従業員と利用者の接触機会を減らすだけでなく、「声を発するロボットが接客をする」という楽しさも訴求していく。
広報担当者は「配膳・運搬ロボットServiは、21年度から少しずつ導入している。作業効率を高め、人件費削減に寄与している。今後も新規・既存店舗に導入を拡大していく。ごはんバーに関しても福田屋宇都宮店での利用者の反応を見ながら、順次拡大していきたい」とコメントした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング