東京・調布のクリーンセンター跡地に複合施設「ブランチ調布」開業 レストランや家電量販店が出店4月22日開業

» 2022年04月19日 10時45分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 大和ハウスグループの大和リース(大阪市)と調布市は4月22日、公民連携事業として東京都調布市に公共・商業の複合施設「ブランチ調布」を開業する。公共施設やレストラン、地域住民が集える広場を設け、地域コミュニティの発信拠点となる施設を目指す。

調布 大和リースが「ブランチ調布」を開業する(出所:プレスリリース)

 同事業はクリーンセンターの跡地を活用したもので、2019年8月に調布市が地域ニーズへの対応と行政課題を解決する施設の整備や運営を行う民間事業者を募集していた。大和リースは、「人がつながり、まちにひろがる〜3つの調べ(協調・調和・歩調)〜」を事業計画コンセプトとし、「3つの広場」がある複合施設を提案。20年2月に優先交渉権を獲得していた。

 施設は地下1階、地上3階建て。約3944平方メートルの敷地面積に、約9292平方メートルの延床面積となる。公共施設「ふじみ交流プラザ」やレストラン、回転寿司に家電量販店、内科クリニックなどがそろうほか、各階には多世代の地域住民が気軽に集える広場を設けた。

調布 「ブランチ調布」店舗一覧(出所:プレスリリース)

 また、誰もが使いやすいアクセシブルデザインを取り入れた計画や、多摩産材を活用したデザインとした。同施設は、地域コミュニティの発信拠点として、地域と協調・調和し、歩調を合わせながらともに育つ施設を目指す。

調布 「ブランチ調布」位置図(出所:プレスリリース)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.