消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
子育て情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行するこどもりびんぐ(東京都千代田区)が運営する「シルミル研究所」は、女性を対象に「ハンバーガーチェーン」についての調査を実施した。その結果、総合満足度の第1位は「フレッシュネスバーガー」だった。次いで2位に「モスバーガー」、3位に「マクドナルド」と続いた。
利用者からは「メニューに新しさがあるし、国産野菜にこだわりがあるのも好き」(フレッシュネスバーガー/60代・東京都)、「味がおいしい。メニューも豊富で毎回違う楽しみがある。野菜がたっぷり入っていて健康的なので、子どもと食べるのにも良い」(モスバーガー/30代・大阪府)、「サイドメニューがいろいろと選べ、子どもの好きそうなおもちゃが付いてくるなど、子どもと一緒に利用しやすい点が良い」(マクドナルド/30代・愛知県)という意見が挙がった。
また、ハンバーガーチェーンの「利用率」では「マクドナルド」、「リピート率」では「モスバーガー」が、それぞれ第1位を獲得した。
ハンバーガーチェーンの利用経験を聞いたところ、96.7%が「利用したことがある」と回答。利用頻度は「月1回」が31.8%と最も多く、「2〜3カ月に1回」が21.0%、「隔週」が18.1%と続いた。利用方法は「テークアウト」が70.0%とトップで、「店内利用」が27.6%、「デリバリー」が2.4%だった。
一方、コロナ禍で利用頻度が「減った」と回答した人は12.0%で、「増えた」(8.4%)よりもやや多くなった。頻度が変わらない人でも、「店内利用よりテイクアウトやデリバリーを利用することが増えた」と回答した人は34.2%にのぼった。
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