JR西、東京・赤坂に大浴場付き「宿泊特化型ホテル」 11月開業：ヴィアイン赤坂〈茜音（あかね）の湯〉

[カワブチカズキ，ITmedia]

　ジェイアール西日本デイリーサービスネット（兵庫県尼崎市）は、宿泊特化型ホテル「ヴィアイン赤坂〈茜音（あかね）の湯〉」（東京都港区）を開業すると発表した。東京エリアのヴィアインでは初となる大浴場も完備し、赤坂という好立地を生かして出張や観光の拠点となる施設を目指す。11月1日の開業を予定している。

外観イメージ（出所：プレスリリース、以下同）

　同ホテルは東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩約2分、銀座線溜池山王駅から徒歩約4分、丸の内線赤坂見附駅から徒歩約7分の位置にあり、東京駅や渋谷駅、新宿駅といった主要駅からのアクセスも良好。ホテルの運営は、同社の100％出資子会社であるJR西日本ヴィアインが行う。

　延床面積は約9000平方メートルで、コンビニ、レストランなども備える計画。345室の客室は茶室をイメージした落ち着きのあるトーンとし、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを視聴可能としたスマートテレビを導入する。日本の伝統美に最新の機能を加えることで和モダンを実現したという。

客室イメージ（ツインルーム）

　大浴場「茜音（あかね）の湯」は、広々とした内湯と、既存の店舗でも導入しているマイクロバブルを採用した露天風呂を用意する。

　また、チェックイン前後も無料で荷物を預けられるセルフクロークに加え、JR西日本ヴィアインホテルズにおいて初となるセルフチェックインシステムを導入。宿泊客が待ち時間を短縮でき、スムーズにチェックインできるよう工夫した。

大浴場（内湯）とラウンジ

　宿泊客のみが使用できるラウンジには大型のテーブルやミーティングに利用できるボックス席を用意する。Wi-Fiやコンセントも完備しており、ビジネスの商談やグループでの団らんなどあらゆるシチュエーションに応えるという。

　価格はシングル1人1室5000円〜、ダブル2人1室7500円〜、ツイン2人1室8500円〜、デラックスダブル2人1室8500円〜で、5月29日の午前10時から公式Webサイトにて予約を受け付ける。

ホテル外観

　同ホテルの新規開業により、JR西日本ヴィアインホテルズシリーズは、全25棟、総客室数約6400室となる。