JR東日本は21日、品川開発プロジェクト(第I期)として推進している「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表した。高輪ゲートウェイシティは1〜4街区で構成され、住宅棟やオフィス、ホテル、商業施設などの開業を予定している。2街区には文化創造棟を計画しており、外部デザインアーキテクトに建築家の隈研吾氏が就任したことを明らかにした。
地下3階、地上6階の低層建物で、ライブホールや展示室、飲食施設を備える。他にも約200平方メートルの畳空間や、足場と水盤のある屋上庭園など充実した共用エリアを設ける予定だという。同施設では「文化を生み出す」「未来をつくる」「伝統をつなぐ」をキーワードに、自主企画プログラムを実施予定。
デザインを担当した隈研吾氏は「文化創造棟は、高輪ゲートウェイシティ構想のシンボルとなるような大地と一体化した建築だ。緑と自然木を組み合わせており、季節ごとに異なる花を咲かせる植物を楽しめる。建物の理念である『SDGs』『環境』をそのまま外観で表現している」とコメントした。
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