消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
進学塾・栄光ゼミナールを運営する栄光(東京都千代田区)は、この春中学受験をした受験生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施した。受験を乗り越える上で精神的な支えになってくれたのは誰か聞いたところ、1位は「母」(72.3%)だった。
2位は「塾の先生」(68.7%)、3位は「父」(51.8%)、4位は「塾の友達」(47.4%)、5位は「学校の友達」(38.8%)だった。
同社は「受験生にとって周囲の大人が支えになっていることが分かった。また『志望校合格』という同じ目標をもつ塾の友人も、受験生にとっては重要な存在であるようだ」とコメントした。
受験生と保護者に、「受験」とはどのようなものだったかを尋ねた。受験生の回答で最も多かったのは「学力の向上に役立った」で65.7%、次いで「精神的成長に役立った」が44.0%、「勉強の面白さを学べた」が41.0%だった。
保護者で最も多かったのは「精神的成長に役立った」で80.9%にも上った。次いで「学力の向上に役立った」が72.1%、「勉強の面白さを学べた」が42.4%だった。
一方、「受験勉強は苦しかった」と回答したのは受験生の25.7%、保護者の10.4%だった。
保護者に、最初に中学受験をしようと考えた人を聞いた。1位は「母」で46.7%、次いで「子ども本人」が33.4%、「父」が17.0%だった。
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