美容の低年齢化が進むなか、脱毛サロン「エピレ」では、7〜15歳の女性を対象にした「キッズ脱毛」が飛躍的に向上している。2011年のオープン当初からの10年で、新規顧客に占めるキッズ(7〜15歳)の割合は約55倍になっているという。
キッズ脱毛のボリュームゾーンは10〜12歳の小学校高学年で、夏場などに露出する機会が増える「腕」や「足」の部位を脱毛する顧客が多いという。男性の美容意識も高まり、医療脱毛を提供するリゼクリニックのアンケート調査では、男子高校生の8割が「体毛が気になる」と回答。無人で運営する低価格の「セルフ脱毛店」も都内を中心に増えている。
ここ10年で脱毛市場は、どう変わったのか。「エピレ」の広報担当者への取材やアンケートデータをもとに考察する。
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