「朝のチョコクロがこんなに売れないとは」 サンマルクカフェ社長が明かす、創業以来初のメニュー刷新のワケ第4次モーニングブームの裏側(1/4 ページ)

» 2026年08月13日 05時30分 公開
[米倉志保ITmedia]

視聴無料・LIVE配信:
無料セミナー「ROI視点で考える本気のAI PC選定」開催!

photo

  • 開催日:8月28日(金)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

特集:第4次モーニングブームの裏側

外食各社が朝食メニューを相次いで強化している。外食業態における朝食市場規模は5000億円を超え、「第4次モーニングブーム」ともいわれる盛り上がりをみせる。なぜ今、朝食市場が熱いのか。背景にある消費者ニーズや企業戦略を探る。

 外食企業が朝食メニューの強化を進めている。調査会社のサカーナ・ジャパン(東京都港区)によると、2024年10月〜2025年9月の外食業態における朝食市場規模は5347億円となった。現在、「第4次モーニングブーム」ともいわれる盛り上がりを見せている。

 こうした中、サンマルクカフェは4月、創業以来初めてとなるモーニングメニューとランチメニューのリニューアルを実施した。同店は看板商品の「チョコクロ」をはじめ、店内で焼き上げるパンやコーヒーを提供するベーカリーカフェとして支持を集めてきた。

 新モーニングセット「あさマルクカフェ」では、Sサイズのコーヒーまたは紅茶をセットにした「THE クロワッサンセット」(390円)やデニッシュが付いた「焼きたてパンセット」(490円〜)、「THE ホットドッグセット」(570円)、「サンドイッチセット」(670円〜)、「ホットサンドセット」(770円〜)などを展開している。5月中旬には「チョコクロセット」(500円〜)を新たに追加した。

「あさマルクカフェ」「ひるマルクカフェ」を開始した(出所:サンマルクカフェのプレスリリース)

 新ランチセット「ひるマルクカフェ」でも、あさマルクカフェ同様にSサイズのコーヒーまたは紅茶をセットにした「バジル香るベーコンピザトーストセット」(550円)、「THE ホットドッグセット」(620円〜)、「サンドイッチセット」(720円〜)などを用意した。プラス200円で「チョコクロ」を追加できる。

 サンマルクカフェはコロナ前には約400店舗を展開していたが、駅前の路面店を中心に採算が悪化し、約100店舗を閉店した。現在は店舗網の立て直しを進めており、中期経営計画では2029年度に370店舗体制を目指している。

 なぜこのタイミングで、メニューを刷新したのか。サンマルクカフェの小山典孝社長に話を聞いた。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR