「いつでも安い」ベイシアが、なぜさらに安く? 新業態で削ったもの、残したもの(1/5 ページ)

» 2026年09月27日 08時00分 公開
[田窪綾,ITmedia]

視聴無料・LIVE配信:
AI経営時代を勝ち抜く「CxO Insights 2026 秋」

photo

  • 開催日:10月15日(木)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

 物価高が続く中、小売各社が価格競争力を高めている。特に注目されているのが、スーパー大手のベイシア(前橋市)が新たに打ち出したディスカウント業態の「劇安ワンダーランド ココトク!」(以下、ココトク)だ。

ベイシアが新業態を開始(筆者撮影、以下同)

 ペットボトル飲料や加工食品などの商品を段ボールやパレットに載せたまま陳列し、ベイシアのポイントサービスも扱わない。しかし、売り場から受ける印象は、いわゆる倉庫型のディスカウントストアとは少し異なる。生鮮食品や総菜、寿司などがずらりと並び、注文を受けてから調理するタコスや、イートインスペースまで設けられている。

安価な商品が並ぶ店内

 商品数も、同規模のベイシアと比べて半分以下にし、既存店より1〜2割程度安い商品も豊富にそろえている。

 もともとベイシアは「いつでも安い」を掲げ、低価格を強みにしてきた。そんな中、なぜ埼玉県深谷市の「ベイシアふかや花園店」を業態転換し、別ブランドの「劇安ワンダーランド ココトク!ふかや花園店」を2026年6月に開業してさらなる低価格を追求することにしたのか。その狙いを、ベイシアのマーケティング本部広報部部長である松田詩織氏に聞いた。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR