「いつでも安い」ベイシアが、なぜさらに安く? 新業態で削ったもの、残したもの(5/5 ページ)

» 2026年09月27日 08時00分 公開
[田窪綾,ITmedia]
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客数・客単価・買上点数の伸びも順調

 ココトク開業から約3カ月。現時点でどのような成果が出ているのだろうか。

 売上高や人時生産性(従業員1人が1時間当たりに生み出す売上高)などは非公表だが、松田氏によると、業態転換前の旧ふかや花園店と比べ、客数、客単価、買上点数はいずれも伸びているという。まとめ買いやストック買いを促す業態として、一定の成果が出ているようだ。また、約10キロ離れた熊谷方面からの来店客も一定数おり、商圏の拡大という出店時の狙いにも手応えを感じているという。

サービスを絞る一方、クレジットカードやコード決済には対応する

 ココトクでは、商品の見せ方や品ぞろえ、売り場構成、作業効率などを改善しながら、今後1〜2年で既存の出店エリアを中心に複数店舗を展開し、業態としての完成度を高める方針だ。

 ベイシアの調達力やPB、加工・物流といった資産を生かしつつ、「削るもの」と「残すもの」を組み直しているココトク。新たなディスカウントモデルの動向に注目したい。

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