バーガーキング「じゃがいも不足で困っています」→サイドメニュー提案が続々 これからどうするの?担当者に聞いてみた(2/2 ページ)

» 2022年04月28日 07時00分 公開
[秋山未里ITmedia]
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この後、どう対応するのか?

──ツイートへの返信で、企業からの具体的な提案も見られました。今後、どのように対応していくのでしょうか。

担当者: 早急に社内で検討し、できる限り早期の販売開始に向けて調整できればと思っております。

──企業・団体への募集とのことでしたが、消費者からも「こんなセットがあったらうれしい」という要望が多く投稿されていました。

担当者: 大変大きな反響をいただき驚いています。特にワッパーの相棒についてはTwitterをはじめSNSで大変多くのアイデアをいただいています。今後の商品開発のアイデアとして生かしたいと思っています。

──ありがとうございました。


ワッパーJr.セット(公式サイトより)

 北米の水害などによるじゃがいも不足は、世界的な問題となっている。マクドナルドでも2021年12月〜22年2月にかけて、一部の期間で「マックフライポテト」のMサイズ・Lサイズの販売を休止していた。

 こうした状況を逆手に取り、ユーモアのある表現で発信することで周囲の企業や消費者を巻き込み、課題解決を図るバーガーキング。その姿勢に、長年バーガーキングが愛されてきた理由の一端を感じた。

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