はるやま商事とタニタが、体組成計に乗るだけで健康チェックとおすすめのスーツサイズと商品シルエット(型)を提案する新サービスを共同で開発し、4月28日からはるやま2店舗で試験提供を開始した。タニタが開発した体組成データから体形を推定する新技術と、はるやまの商品情報を組み合わせ、お客にフィットするサイズ、商品シルエットのスーツやパンツを自動で提案する。
これまで自身のサイズが分からない場合は、店舗スタッフがメジャーを使って直接採寸をする必要があった。しかし、採寸時に体に触れられることを苦手とする人や、自由に商品を選びたいと考える人も多く、このプロセスを自動化できる選択肢が求められていた。
同サービスを活用することで店舗スタッフとの接触を減らし、商品選びの自由度を高めるとともに、買い物時間の短縮や新型コロナウイルスの感染対策にも役立つとしている。
はるやまは2015年に「スーツで日本を健康に」することを宣言。ファッション分野からの健康サポートを進める一環として、17年からタニタとの連携を開始。共同で「歩きたくなるスーツ『i-Suit SUPPORTED BY TANITA』」を開発したり、店舗内でタニタの業務用体組成計による健康チェックが行える「健康チェックコーナー」を設置したりしてきた。
同サービスは「はるやま吉祥寺店」(東京都武蔵野市)と「はるやま岡山大安寺店」(岡山市)の2店舗で導入し、将来的には導入店舗を拡大する。また、サービスで得た健康情報を顧客情報と結び付け、一人一人に合わせた健康情報や商品情報の提供、生活習慣の提案といったサービスの拡充を検討するとしている。
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