選べる食事に家具のサブスク付き「賃貸マンション」の内部はどうなっているのかパークアクシス錦糸町スタイルズ(1/2 ページ)

» 2022年04月15日 15時15分 公開
[上間貴大ITmedia]

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)が手掛ける賃貸マンション「パークアクシス錦糸町スタイルズ」(東京都墨田区)が3月25日に竣工した。(関連記事

 同物件の特徴は、専有部と共用部の機能を見直し、共有部にキッチンやリモート会議用の個室、ランドリースぺースを設置している点だ。また、朝食や夕食もワンコインで提供し、コロナ禍で変化する単身世帯のニーズに対応するとしている。その内部はどうなっているのだろうか。報道陣向けの内覧会を取材した。

パークアクシス パークアクシス錦糸町スタイルズ

 JR総武線の錦糸町駅から徒歩10分の場所に位置する同物件は、鉄筋コンクリート造の地上7階建て。メインターゲットは20〜30歳代の単身世帯で、15.35〜18.00平方メートルの1ルーム96室を構えている。

 エントランスを入ってすぐの共用部には、オープンダイニングやシェアキッチンなどを配した。テレワークの普及や、在宅時間の増加により変化した住まいへのニーズに応えるため、食事やテレワークといった単身世帯が抱える課題に着目したサービスを導入している。

パークアクシス 共用部内にはソファー席やキッチンを配した

 オープンダイニングでは、給食委託会社のLEOC(東京都千代田区)と協業し、4つのテーマから選べる朝・夕食を提供。提供時間は朝食は午前6時半〜9時半、夕食は午後6時半〜9時で、朝食は200〜450円、夕食は400円で提供する。

 専用アプリでメニューを確認できるようにし、支払いはダイニングでのキャッシュレス決済とした。また、定期的にアルコールやジュースなどのドリンクを提供するイベントも実施する予定だ。

パークアクシス 共用施設の利用案内
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