消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
4月8日〜5月9日は、高級食パン専門店を運営する銀座仁志川が制定した「高級食パン文化月間」。4月8日は「し(4)ょくパ(8)ン」、5月9日は「こ(5)うきゅう(9)」の語呂合わせだという。
数年前に「高級食パン」が話題となり専門店の出店が相次いだが、原材料の小麦の高騰などを受け、閉店する店舗も相次いでいる。消費者は高級食パンについてどのように感じているのだろうか。NEXER(東京都豊島区)が運営する日本トレンドリサーチが調査を実施した。
高級食パンを「食べたことがある」と回答した人は37.5%。男女別に見ると、女性の47.9%は「買って食べたことがある」と答えた一方、男性は50.8%が「食べたことはない」と答えた。
高級食パンを購入した理由は、「一時話題になっていたので試しに買った」(20代・男性)、「おいしいとすすめられたから」(40代・女性)、「子どもにせがまれた」(40代・男性)といった声があった。
高級食パンをまた食べたいと思うか聞いたところ、50.3%が「食べたいと思う」と回答した。一方、11.9%は「食べたいと思わない」と答えた。
食べたいと思う理由は、「あっさりしていて、甘すぎず、おいしいから」(40代・女性)、「たまにはおいしいお米を食べたいと思うのと同じような感じ」(50代・女性)、「自分への褒美としてたまには食べたい」(40代・男性)といった回答が寄せられた。
食べたいと思わないと答えた人からは、「おいしいとは思わないから」(60代・男性)、「味の違いが分からないため」(20代・女性)、「味も食感も好みではないから」(50代・男性)との回答があった。
寮発祥のドーミーインが「大浴場」をどんどん展開するワケ 手掛ける「和風ビジネスホテル」とは?
モス、“濃厚食パン”で作ったフレンチトースト 朝限定で発売
バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
「住みたい街」常連の恵比寿が転落! 2位の吉祥寺は今後“ジリ貧”? 専門家が指摘する“なるほど”な理由
ドーミーインのこだわりは「大浴場」だけじゃない 店舗数拡大でも維持する「水風呂」と「朝食」の質Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング