消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)が、男女500人を対象に「車の利用に関するアンケート調査」を実施した。95%が「車を所有している(マイカー)」と答え、車の定額制サービス(サブスクリプション)やカーシェアリング、レンタカーを利用する人は少数となった。
車の所有状況を聞いた調査では、サブスクリプションが2%、レンタカー2%、カーシェアリング1%と、いずれも少数派だった。利用者はどこにメリットを感じているのだろうか。それぞれを選ぶ理由を複数回答で尋ねた。
サブスクリプションを選んだ理由の1位は、「初期費用が少なくてすむ」(6人)だった。また、「日々の利用に予約などの手続きは不要」「維持費をおさえられる」といった意見があがった。一方、「車内喫煙禁止」「ペットが同乗できない」「残価精算のリスクがある」などのマイナスの意見もあった。
また、レンタカーの1位は「税金や駐車代など維持費がかからない」(9人)、カーシェアリングの1位は「車の利用頻度が少ないから」「必要な時だけ利用できるから」(いずれも5人)だった。
カーシェアリングの回答では、設定した時間までに返却しなければならないため、時間を気にしながら車を利用しなければならない点をデメリットにあげる人が多かった。
調査は車を利用する男女500人を対象に、4月19〜22日にインターネットで実施した。
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