95%がマイカー派も サブスクやカーシェアを選ぶ理由は? 車に乗る500人に聞いた

» 2022年05月02日 17時37分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)が、男女500人を対象に「車の利用に関するアンケート調査」を実施した。95%が「車を所有している(マイカー)」と答え、車の定額制サービス(サブスクリプション)やカーシェアリング、レンタカーを利用する人は少数となった。

車 サブスクやカーシェアリング、レンタカーを利用する人は少数

 車の所有状況を聞いた調査では、サブスクリプションが2%、レンタカー2%、カーシェアリング1%と、いずれも少数派だった。利用者はどこにメリットを感じているのだろうか。それぞれを選ぶ理由を複数回答で尋ねた。

車 車の利用状況はマイカー派が95%(保険マンモス調べ)

 サブスクリプションを選んだ理由の1位は、「初期費用が少なくてすむ」(6人)だった。また、「日々の利用に予約などの手続きは不要」「維持費をおさえられる」といった意見があがった。一方、「車内喫煙禁止」「ペットが同乗できない」「残価精算のリスクがある」などのマイナスの意見もあった。

 また、レンタカーの1位は「税金や駐車代など維持費がかからない」(9人)、カーシェアリングの1位は「車の利用頻度が少ないから」「必要な時だけ利用できるから」(いずれも5人)だった。

 カーシェアリングの回答では、設定した時間までに返却しなければならないため、時間を気にしながら車を利用しなければならない点をデメリットにあげる人が多かった。

 調査は車を利用する男女500人を対象に、4月19〜22日にインターネットで実施した。

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