四国旅客鉄道(JR四国)とクラブツーリズムが小学生の鉄道ファンが考案したツアー企画を、4月20日から発売した。2泊3日で四国の観光スポットを巡り、地方の魅力発信につなげる。
全国的に見ても珍しいスイッチバック駅「坪尻駅」に貸切列車で訪問。JR四国の人気観光列車「しまんトロッコ」や「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」、線路と道路の両方を走れる「DMV」(デュアル・モード・ビークル)に乗車できるようにする。
その他、かつて木材運搬に使用された「魚梁瀬(やなせ)森林鉄道」(高知県馬路村)での乗車体験など、個人では実現が難しいツアー旅行ならではの内容となっている。
JR大阪駅を出発し、岡山駅を経由して四国各地を巡る行程。ツアー出発予定日は、7月2日、7月9日、8月18日、8月19日、9月24日で、料金は1人12万9000円から。
ツアー考案者の東浦拓斗さんは、夢の鉄道旅行ツアーを募集する「鉄旅 OF THE YEAR 2020」のベストアマチュア賞を、最年少で受賞した。東浦さんは「作ったプランが旅行商品になってとてもうれしい。個人ではなかなか出来ないことや行きにくいところもプランに入れたので、ぜひ参加してほしい」とコメントしている。
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