経験者に聞く「投資をする理由」 男女ともに「老後の生活のため」が最多：調査で判明

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

　保険相談サービスを提供する保険マンモス（東京都港区）が、男女500人を対象に「資産運用に関するアンケート調査」を実施した。投資型の資産運用をしたことがあるのは、男性は71％、女性は44％となった。男女ともに、20〜30代で投資を始めた人が約7割を占めた。

投資型の資産運用をしたことがあるのは、男性は71％、女性は44％

　投資経験がある男性178人のうち、「株式投資」をしたことがある人は最多の71％となった。次いで、「投資信託」（56％）、「仮想通貨」（29％）と続く。

男性には株式投資が人気（保険マンモス調べ）

　投資経験がある女性111人では、56％が「投資信託」をしたことがあると答えた。男性に人気の「株式投資」経験者は46％だった。

女性には投資信託が人気（保険マンモス調べ）

　投資をしている男性にその理由を聞いたところ、「老後の生活資金のため」（100人）、「預貯金の金利が低い」（92人）が上位を占めた。少数意見として、「お金に働いてもらうということを実感したい」「投資した方がお金が世の中にまわると思うから」などが挙げられた。

男性が投資をする理由（保険マンモス調べ）

　女性も、男性同様「老後の生活資金のため」（68人）、「預貯金の金利が低い」（57人）上位を占めた。

女性が投資をする理由（保険マンモス調べ）

　調査は男女500人を対象に、4月17〜25日にインターネットで実施した。