5月10日、ビットコイン価格が急落し一時400万円を割った。11月に付けた直近の高値747万円から半年間で49%下落した。
仮想通貨取引所bitFlyerのデータによると、10日の最安値は388万5684円だった。過去24時間の下落幅は約6%、1週間で17%とペースが早い。ビットコインは3月に590万円まで値を戻した後、500万円前後で推移していた。ところが5日から下落が始まり、10日には下げが加速している。
アルトコインの市場では、ステーブルコインUST(TerraUSD)が急落した。1USTはアルゴリズムによって1米ドルと価格が連動しているはずだが、10日朝、一時0.65ドルまで価格が急落。その後、0.9ドルまで戻したものの、連動性は回復していない。
USTを発行するテラの非営利組織、Luna Foundation Guardは、USTの米ドル連動性の回復のために、保有するビットコイン35億ドル分を売りに出す可能性もある。またUSTを担保として使っているDeFiへ影響が広がる可能性もある。
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