大阪・心斎橋に高さ132メートルの複合ビル ラグジュアリーブランドやホテルなどを誘致大阪の新たなランドマークへ

» 2022年05月11日 15時22分 公開
[ITmedia]

 ヒューリック、竹中工務店、JR西日本不動産開発、パルコは5月10日、4社合同で推進している「(仮称)心斎橋プロジェクト」の計画概要を発表した。地上28階・地下2階建て、高さ約132メートルの複合施設を開発する。心斎橋駅に直結し、季節や天候に左右されない利便性の高い施設を目指す。

心斎橋 建物外観 イメージ(プレスリリースより引用)

 同プロジェクトでは、「心斎橋プラザビル」「心斎橋フジビル」を建て替え、店舗・宿泊施設・事務所からなるエリア最大級の複合施設を一体開発する。2026年2月の竣工予定で、新たなランドマークとして、周辺エリアのにぎわい創出と活性化を図るとしている。

心斎橋 計画地と周辺地図(プレスリリースより引用)

 敷地面積は約3289平方メートルで、延床面積は約4万6284平方メートル。地下2階〜地上6階は商業スペースとなり、特に御堂筋・長堀通に面する連続したメゾネット店舗には、ラグジュアリーブランドの誘致を計画している。

心斎橋 フロアマップ(プレスリリースより引用)

 8〜14階はオフィスフロアにする計画で、8階のロビーは屋外テラスと接続し吹き抜け空間を提供する。16〜28階には、ヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」が関西エリア旗艦店として開業予定だ。シリーズ最大の220以上の客室の他、最上階にはルーフトップバーを設置するとしている。

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