キッザニア福岡、出店企業を発表 ネットフリックスや九州朝日放送がスポンサーに7月31日に開業予定

» 2022年05月12日 10時55分 公開
[ITmedia]

 子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行うKCJ GROUP(東京都千代田区)は、7月31日に開業予定の「キッザニア福岡」(福岡市)の施設特徴や出展企業を発表した。

キッザニア 街並み(C)KCJ GROUP(キッザニア)

 国内では13年ぶり、九州初の開業となる同施設は、「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」内に出店。既存の「キッザニア東京」(東京都江東区)や「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)と同じく、入場ゲートは飛行機が離着陸する「空港」を表現した。

 施設内は、約3分の2サイズで現実社会を表現したおよそ6600平方メートルの「こどもが主役の街」が広がる。3〜15歳の子どもを対象に、約60のパビリオンで約100種類の仕事やサービスの体験を提供する。

キッザニア 火災現場付近(C)KCJ GROUP(キッザニア)

 体験後は、給料として専用通貨「キッゾ」を支給する。キッゾは、施設内での買い物やサービスに利用できるほか、施設内の金融機関に「預金」も可能とした。キッザニア福岡では「手渡し」「口座振り込み」の選択制を導入し、デビットカード機能付きキャッシュカードの提供なども開始する。楽しみながら社会の仕組みを学ぶ「エデュテインメント」をコンセプトとした。

 また、キッザニア福岡ならではの特徴として、DXやエンジニアリングなどの体験を集積した「先端技術エリア」を設置。施設の中心には、観客の前でパフォーマンスができる舞台「オープンシアター」や3歳未満の乳幼児でも体験可能な「トドラーエリア」も新たに設ける。

キッザニアキッザニア 左から、「オープンシアター」「先端技術エリア」(C)KCJ GROUP(キッザニア)

 また同社は、5月12日時点で出店が決定しているパビリオン、オフィシャルスポンサーも発表した。九州朝日放送やauじぶん銀行、ふくおかフィナンシャルグループ、西日本鉄道が、テレビ局や銀行、観光バスのパビリオンを運営。また、パビリオン名は未定だがネットフリックスもオフィシャルスポンサーに名を連ねている。

キッザニア パートナー企業一覧

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