若者の映画離れ? 同じ映画を2回見る派は20代以下が最多日本トレンドリサーチ調べ

» 2022年05月14日 05時15分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

 NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、「映画館での映画鑑賞」に関するアンケートを実施した。同じ映画を映画館で2回以上見たことがある人は、36.9%だった。

映画 同じ映画を映画館で2回以上見たことがある人は36.9%

 年代別に見ると、20代以下の48.5%が同じ映画を映画館で2回以上見たことがあった。2回以上見た理由として「感動してもう一度見たくなった」「面白かったが一回で理解しきれなかったから」「字幕と吹き替え両方見たかった」「毎週の入場特典が違うから」といった声があがった。

映画 年代別 同じ映画を映画館で2回以上見たことがあるか(日本トレンドリサーチ調べ)

 映画館で一度見た映画を、映画館以外で再度見たことがあるかと尋ねたところ、72.0%が「テレビで見た」と回答し最多となった。次いで、「DVDやBlu-rayで見た」(34.8%)、「動画配信サービスで見た」(25.8%)と続く。

映画 映画館で一度見た映画を、映画館以外で再度見たことがあるか(日本トレンドリサーチ調べ)

 同じ質問を、映画館で同じ映画を2回以上見たことがある人とない人にしたところ、ある人の方が、テレビやDVDなどで再度見ることが多いことが分かった。

映画 映画館で2回以上見る人・観ない人別 映画館で一度見た映画を、映画館以外で再度見たことがあるか(日本トレンドリサーチ調べ)

 調査は、事前調査で「これまでに映画館で映画を見たことがある」と回答した全国の男女計1200人を対象に実施した。調査期間は4月23日〜5月9日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.