セグウェイジャパン(横浜市)は、公道走行可能な保安器具を備えたシェアリング事業用電動キックボード「Max Plus 公道仕様版」の販売を開始する。同モデルは、時速20キロメートル未満の原動機付自電車として取り扱い可能な保安器具を備え、シェアリング事業用の機材として日本で独自に開発した。
Max Plusの特徴は、以下が挙げられる。
Segway-Ninebot(セグウェイ-ナインボット)グループは、全世界で累計1000万台の電動キックボードを販売してきた。個人向けの電動キックボードから、シェアリング事業専用機材として海外の有名サービスプロバイダーのニーズに応える製品を提供し、製品フィードバックを得て日々進化を続けている。
このMax Plusは、シェアリング専用モデルとして高い耐久性と日々の現場オペレーターの作業を減らす工夫がされたモデルだという。
Max Plusをベースに日本独自開発の保安器具を備えることで、これまで私有地内に限られていた使用用途を広げ、地方自治体やリゾートホテルなどの観光業、大学や企業のキャンパスにおける移動ツールとして販売活動を行い、少ない台数からでもすぐに事業を開始できるようにした。
さらに、同モデルはIoTを備え、インターネット環境に接続された機材として「キックボードによる自由な移動の実現」、所有せずに安価に簡単な課金決済システムでレンタル利用できる「利便性」、利用者情報の取得による違法行為抑止といった「公共性」を付加したサービスを、機材のハードウェアの導入だけでなくソフトウェア(ユーザーアプリ、管理アプリ、管理ダッシュボード)も利用可能となっている。
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