消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ネットリサーチ事業を展開するテスティー(東京都渋谷区)は、20〜30代の男女約1200人に、サブスクリプションサービス(以下サブスク)に関する調査を実施。サブスクを実際に利用している人は、5割近くに上ることが明らかになった。
最初に「サブスクという言葉を知っているか」と尋ねたところ、「知っている(説明ができる)」と回答した人は20代で50.2%、30代で41.5%となった。「聞いたことはあるが、詳しく知らない(説明はできない)」は20代で23.3%、30代で33.3%だった。
サブスクを認知し説明できる人は4〜5割程だが、言葉の認知率自体は7割以上となっており、認知率が上昇傾向にあることが分かった。
サブスクの利用状況について尋ねたところ、「現在利用している」と答えた人は20代で46.4%、30代で38.7%となり、20代の方が利用率が高くなった。
現在サブスクを利用していると回答した人に、「利用中のサービス」を尋ねた。
結果は、20〜30代男女全てで1位が「映像・動画配信」、2位が「音楽配信」となり、利用中のサービスに年齢や性別差は見られなかった。
「映像・動画配信」で利用するサービスを聞いたところ、こちらも20〜30代男女全てで1位は「Amazon プライム・ビデオ」、2位は「Netflix」と続き、年齢や性別の差はなかった。
調査は20〜39歳の男女1257人を対象に4月20日に実施した。
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