消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
MMD研究所は、「メタバース(仮想空間)に関する調査」を実施した。メタバースを全く知らない人は56.6%となった。次いで、「言葉は聞いたことがあるが、サービス名や内容は知らない」(19.5%)、「サービス内容は知っているが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」(10.3%)と続く。
メタバースの利用経験者を性別で見ると、男性は69.2%、女性は30.8%だった。また、年代別で見ると、「男性20代」(22.9%)、「男性30代」(17.2%)、「男性40代」(14.7%)が上位を占めた。
興味のあるメタバースのジャンルを尋ねたところ、「ゲーム」が19.9%で最多となった。次いで「音楽・ライブ」(17.8%)、「ショッピング」(12.5%)と続く。
メタバース利用経験者のうち、59.4%がスマートフォンから利用していた。また、33.5%がVRゴーグルを利用していた。
メタバース内で買い物(課金)したことがある人は60.0%で、今後買い物(課金)したい人は59.7%となった。
調査は、インターネットにて18〜69歳の男女7255人を対象に予備調査を実施し、そのうちメタバース利用経験者355人を対象に本調査を実施した。調査期間は4月14〜26日。
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