オンラインショッピング スマホからの利用者が増加中：マイボイスコム調べ

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

　マイボイスコム（東京都千代区）は、「オンラインショッピングの利用」に関する調査を実施した。直近1年間にPCから申し込んだ人は81.0%。スマートフォンから申し込んだ人は42.6%で、過去調査と比べて増加傾向にあることが分かった。

スマートフォンでの通販利用者が増加傾向（マイボイスコム調べ）

　直近1年間に携帯電話・スマートフォンでオンラインショッピングを利用した人のうち、10回以上利用した人は38.9％となった。特に女性の比率が高く、女性若年層では各50%台だった。

直近1年間に何回、携帯電話・スマートフォンでオンラインショッピングを利用したか（マイボイスコム調べ）

　直近1年間に、10回以上PCでオンラインショッピングを利用した人は51.8％だった。前年の調査と比較すると、「20回以上」の利用者のみ増加していた。

直近1年間に何回、PCでオンラインショッピングを利用したか（マイボイスコム調べ）

　携帯電話・スマートフォンでの購入品は、「食料品・飲料・アルコール」（45.1％）、「衣料品」（40.9％）、「靴・バックなど衣類小物、装飾品など」（27.4％）、「生活用品」「書籍・雑誌・コミック（電子版以外）」（各27.2％）が上位を占めた。

直近1年間に何回、携帯電話・スマートフォンのオンラインショッピングで購入したもの（マイボイスコム調べ）

　一方、PCでの購入品の上位は、「食料品、飲料、アルコール」（53.2%）、「衣料品」（43.2%）、「書籍・雑誌・コミック（電子版以外）」（35.5%）となった。

　オンラインショッピングを利用する理由として、「価格が安い」（64.7%）、「たまったポイントで商品が買える」（46.5%）が上位を占めた。女性からは、「クーポンやキャンペーンなどがある」「持ち帰りしにくいものを購入する」「店舗に行けない」という声が多く寄せられた。

　今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。調査期間は4月1〜5日、有効回答数は1万61人、同調査は今回で18回目。