コロナ禍での巣ごもりを追い風に、公営競技が好調だ。東京商工リサーチの調査によると、競馬、競輪・オートレース、ボートレースの関連法人の最新期の売上高は4兆311億円(前期比7.1%増)となった。コロナ前の前々期(3兆5,739億円)からは12.7%増加し、業績が拡大している。
また、3期の損益推移を見ると、コロナ禍を契機に黒字法人が増加した。赤字法人率は前々期16.0%だったが、前期は14.8%、最新期には7.4%まで縮小した。
同社は、「コロナ禍以降、各競技は一般客の入場を制限し、投票券発売所の営業も見合わせた。だが、インターネットでの投票券の販売がステイホームなど巣ごもり需要に合致し、業績拡大につながった」と分析する。
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