大阪・難波に“一晩中遊べるホテル”6月開業 130種類のボードゲームを用意MIMARU大阪 難波STATION

» 2022年05月26日 16時55分 公開

 大和ハウスグループのコスモスイニシアとコスモスホテルマネジメントは、エンタメに特化した遊べるホテル「MIMARU大阪 難波STATION」(大阪市)を6月2日に開業する。130種類以上となる世界中のボードゲームを用意し、“一晩中遊べるホテル”として家族やグループでの宿泊客に訴求する。

ホテル 世界中のボードゲームを用意する「MIMARU大阪 難波STATION」(出所:プレスリリース、以下同)

 大阪・難波に開業する「MIMARU大阪 難波STATION」は、数々の広告賞・デザイン賞を受賞している人気アートディレクター佐藤ねじ氏率いるBlue Puddle inc.とテクニカルディレクター集団のBASSDRUMがコンセプトワークとデザインを担当する。

 ロビーフロアには、130種類以上のボードゲームが遊び放題となる共用スペース「遊べる縁側」を用意。人数や難易度に合わせたゲームを楽しめるようにした。また、客室へのゲーム貸出も実施する。

ホテル 一晩中、みんなで“遊べるホテル”

 約40平方メートルの客室にはキッチンとダイニングを設置。定員は4〜6人で、全91室を用意する。また、ゲームの世界に合わせた「人狼・マーダーミステリーの部屋」、子どもと楽しめるゲームや室内備品を備えた「こども向けボードゲームの部屋」、ボードゲームをそろえた「スカイテラスとボードゲームの部屋」「夜通しボードゲームの部屋」を展開し、遊び方に合わせて選択できるようにした。

 このうち、「人狼・マーダーミステリーの部屋」(定員6人)では、人狼ゲームとマーダーミステリーなど大人数でプレイが必要なゲームを提供する。2ベッドルームの客室は天国部屋や密談部屋として活用し、ゲームに使うバラの小道具も用意する。

ホテル 「人狼・マーダーミステリーの部屋」(定員6人)

 このほか、「スカイテラスとボードゲームの部屋」「夜通しボードゲームの部屋」(定員5人)では、多くのボードゲームを常備。「スカイテラスとボードゲームのお部屋」は限定1室の提供。テラス付きで、焼き肉も楽しめるようにした。

ホテル 「スカイテラスとボードゲームの部屋」、「夜通しボードゲームの部屋」(定員5名)

 また、宿泊者には限定で8つの専用ゲーム集「HOTEL GAMES」を提供する。館内に隠された謎を探し解いてまわる大掛かりな謎解きゲームから、くすっと笑える細かな仕掛けまで、ゲストが楽しめる工夫が散りばめられているという。

ホテル ボードゲーム作家と開発した「HOTEL GAMES」

 同ホテルでは、9月まで1泊1室あたり1万3000円〜の開業特別キャンペーンを実施。4人宿泊時は1人あたり3250円〜と手軽な価格に設定し、需要の取り込みを図る。

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