企業が取り組むSDGsの17テーマ 学生が好印象に思う1位は?学情調べ

» 2022年05月31日 22時00分 公開
[ITmedia]

 就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、SDGsに関する調査を実施した。52.4%の学生が、普段の生活の中でSDGsを意識していることが分かった。

SDGs 52.4%の学生が普段の生活の中でSDGsを意識

 意識している内容としては、「エコバッグを利用する」「マイボトルを持ち歩く」「食品ロスを防ぐために、食べ物は食べられる量だけ購入する」「買いたい製品の金額が同じくらいなら、より環境に配慮した製品を選ぶ」など、環境負荷に配慮しているという声が多く寄せられた。

 SDGsに取り組む企業への印象について尋ねると、「好感が持てる」(56.0%)、「どちらかといえば好感が持てる」(32.8%)となり、約9割がSDGsに取り組む企業に対して好印象であることが分かった。

SDGs SDGsに取り組む企業への印象(学情調べ)

 SDGsの計17テーマのうち「好感が持てる企業の取り組み」では、「ジェンダー平等の実現」が54.6%で最多となった。「人と国の不平等解消」(46.2%)、「住み続けられるまちづくり」(44.4%)がそれぞれ続いた。

SDGs SDGsの17のテーマのうち、企業が取り組んでいると好感が持てるもの(学情調べ)

 「ジェンダー平等の実現」と回答した学生からは「男性らしい、女性らしいといった言い方をしないようにしている」「ジェンダーに関わらず、個人がその人らしさを発揮できることが大切だと思う」などの声が多く寄せられた。

 調査は、「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者を対象に、Web上でのアンケートにて実施した。調査期間は5月9〜16日、有効回答数は595人。

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