消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
転職支援サービス「エン転職」を運営するエン・ジャパン(東京都新宿区)は、「退職を伝えるタイミング」についてアンケートを実施した。上司・同僚・部下の困った辞め方は、「退職日が急すぎる」(50%)が最多となった。次いで、「引き継ぎの進め方が良くない」(40%)、「退職の伝え方が良くない」(28%)と続く。
退職を検討中の人に退職を伝える上で不安な点・気になる点を尋ねたところ、39%が「退職をいつ伝えるか」と答えた。また、コロナ禍の影響から「退職をビデオ会議などリモートで伝えて良いか」という声も寄せられた。
退職未経験者に退職意向を伝えるタイミングを尋ねたところ、「転職先から内定を得たタイミング」(44%)が最多となった。次いで、「退職希望日の2〜3カ月前」(24%)、「退職を決意したタイミング」(21%)と続く。
同様の質問を退職経験者にもしたところ、44%が「退職を決意したタイミング」と答えた。「転職先から内定を得たタイミング」と回答したのは、21%にとどまった。
調査は、エン転職を利用する1万420人を対象に、インターネットにて実施した。調査期間は、3月27日〜4月25日。
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