関西版「住みここちランキング2022」 3位「箕面市」、2位「奈良県王寺町」、1位は?関西人が選ぶ住みやすい街は?(1/2 ページ)

» 2022年06月15日 17時00分 公開
[ITmedia]

 大東建託は、「住みここちランキング2022<関西版>」の結果を発表した。住みここち(自治体)ランキング1位は「大阪市天王寺区」、2位は「奈良県北葛城郡王寺町」、3位は「大阪府箕面市」だった。

関西 住みここち(自治体)ランキング1位は天王寺区(プレスリリースより引用)

 2年連続で1位の天王寺区は、市内のほぼ中心に位置。商業施設が集積する一方、区内には日本最古の官寺・四天王寺をはじめとした約200の社寺がある。また、中高一貫校も多い文教地区となっており、近年の再開発によるタワーマンション供給などにより、人口が増加している。

関西 住みここち(自治体)ランキング(プレスリリースより引用)

 居住者からは、「たくさんの路線を使うことができるので、出かけやすい」「市内だが下町風情もあり生活環境が良い」「地下道で傘なしで行ける場所も多い」「都心へのアクセスが良い割に閑静で、寺社仏閣や公園が多く子育てに適している」といったコメントが寄せられた。

 2位の北葛城郡王寺町は、明治時代に奈良県で初めて鉄道が開通した県北西部に位置し、奈良と大阪を結ぶ交通の要衡として発展。大阪市や奈良市への交通利便性が良い他、子育て支援などの行政サービスに対する評価が高く、昨年8位から順位を上げた。

 自治体担当者は、「天王寺から20分、新大阪から40分と交通アクセスに優れている。4月には教育のまち実現に向け、9年一貫の義務教育学校が、2校が開校した」と話す。

関西 2位の北葛城郡王寺町(プレスリリースより引用)

 居住者からは、「自然や子どもの遊び場が多く、住むには理想的な環境」「公園なども古くなった遊具がきれいに整備され、子育てのしやすさを感じている」「天王寺にも電車で30分以内で行ける」といった声があがった。

 3位は箕面市。府の北部に位置し、箕面山は紅葉の名所として知られている。大阪市内へ約30分でアクセスできるベッドタウンとして発展してきた。

関西 3位は箕面市(プレスリリースより引用)

 自治体担当者は、「自然豊かな街である一方で、大阪中心部や大阪空港へのアクセスも良好。2023年度には北大阪急行線が延伸し、大阪中心部へのアクセスがさらに向上する」と話す。

 居住者からは、「スーパーやドラッグストア、郵便局など日常生活に欠かせない店が近くにたくさんある」「豊かな自然があり、治安も良く住みやすい」という意見があった。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.