厚生労働省は6月21日、熱中症のリスクが高まるとして、近距離での会話時を除き、屋外でのマスク着用を控えるよう注意喚起を出した。コロナ禍以降、新型コロナの感染防止策として政府はマスク着用を推奨していたものの、今回の方針でビジネスパーソンは徒歩や自転車での通勤時や、営業先への移動中などでマスクの着用が不要となる。
屋外でのマスクに加え、厚労省は屋内でもマスク不要のケースを明記。例として、人と2メートル以上の距離があるケースを挙げている。屋内でもマスクを着用する場合は、エアコンや扇風機を使用して換気するとともに、こまめな水分補給を推奨している。
厚労省は新方針の公表に合わせ、リーフレットを作成し、公式WebサイトやSNSで企業などに注意を呼び掛けている。マスクの他、暑さ対策として涼しい服装なども推奨している。
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