米マイクロソフト(MS)が1995年から提供するWebブラウザ「Internet Explorer」(インターネットエクスプローラー、IE)のサポートを終了した。MSはEdgeへの移行やEdge非対応のページやサービスを利用できる互換機能「Internet Explorer モード」(IEモード)の利用を呼びかけており、IEを利用する各組織が対応に追われた。MSは21年5月からサポート終了を告知していたものの、東京都調布市デジタル行政推進課の職員がサポート終了に関するTBSの取材に「何で今、急に」とコメントし、Twitterで「流石に草」「担当は冬眠してたのか」などと話題になった。
(関連記事:「Internet Explorer」サポート終了に自治体「なんで急に」報道 Twitterで「さすがに草」などの声)
こうした混乱を防ぐため、MSが公式Webサイトで公開している「ライフサイクルポリシー」の中から、近くサポートを終了する、主なマイクロソフト製品を改めて紹介する。
23年の年明け早々にサポートを終了する製品の1つが「Windows8.1」だ。12年10月にリリースした「Windows 8」だが、ユーザーからの評判が悪かったことから、MSは翌13年10月に使い勝手などを改善した「Windows 8.1」をリリースした。
だが、MSは15年6月に「Windows 10」をリリース。旧OS「Windows 7」とともに無償アップグレードの対象となったことで、現在もWindows 8.1を利用するユーザーは少ないとみられる。23年中にサポートを終了する製品の一覧は公式Webサイトで確認できる。
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