凸版印刷のグループ会社であるBookLive(東京都港区)は、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」で独自に集計した「2022年 上半期ランキング」(集計期間:1月1日〜5月31日)を発表した。上半期ランキングの1位は「21年 年間ランキング」に引き続き『東京卍リベンジャーズ』だった。
『東京卍リベンジャーズ』は、21年春のアニメ放送をきっかけに人気に火が点き、その後、俳優の北村匠海主演で実写映画化された。21年の年間ランキングで1位となり、今年もその人気を維持する結果となった。
主人公は26歳、フリーターの花垣武道(タケミチ)。中学時代につきあっていた人生唯一の元カノが殺されたニュースを見るところから物語は始まる。その後、突然の事故をきっかけに中学時代にタイムリープ(現在の自分の意識が過去の自分の肉体に乗り移る現象のこと)し、14歳からやり直すことになるというストーリー。
同作品は少年マンガ誌「週刊少年マガジン」で連載中だが、実写映画をきっかけに、ブックライブでは売り上げの4割を女性が占めるほど女性人気を獲得している。同社は、テレビアニメ2期となる“聖夜決戦編”の制作も決定していることから「今後も話題が続きそうだ」と指摘する。
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