ミニストップが、店内で提供しているソフトクリームのプラスチックスプーンをコーンでつくった「食べるスプーン」に切り替える取り組みを開始している。5月末から千葉県内の直営2店舗で実験を開始し、6月24日から、九州・四国エリアの一部店舗に拡大している。
同社では、2030年までに使い捨てプラスチックの利用量を18年度比より半減するとの目標を掲げており、食べるスプーンへの切り替えも、目標実現に向けた取り組みの一つ。
1980年の創業時から販売を続けているソフトクリームは、同社の人気商品で年間2354万個以上(21年度実績)販売しているという。
プラスチックスプーンから「食べるスプーン」に変更することで、お客の利便性を損なわずプラスチック削減も可能になるとしており、全店導入した場合、年間約47トンの使い捨てプラスチックを削減できる見込みという。
今後は、食べるスプーンをより食べやすくおいしく改良し、実験エリアを拡大する方針としている。
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