楽天銀行は6月末に預金残高が8兆円を超えたと発表した。2020年6月以降、6カ月ごとに1兆円ずつ増加しており、規模拡大が著しい。併せて口座数も増加しており、3月末時点では1231万口座に達している。
同社が4月に公開した中長期ビジョンによれば、5年後の27年3月期末に2500万口座、預金残高20兆円を目標としている。年間預金残高の成長ペースは20%増が目標だ。
長期的には、「メガバンクに匹敵する3000万口座、メガバンクに次ぐ預金30兆円」(楽天銀行)の到達を視野に入れる。個人口座においてはメイン口座、生活口座としての立ち位置を狙う。また法人口座獲得を推進しており、「取引先企業の規模にかかわらずすべての取引先に利便性を提供する銀行」を目指すとしている。
なお楽天銀行は21年9月末に、上場に向けた準備に入ったことを発表している。
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