消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
マイボイスコム(東京都千代区)は、「食の多様性」に関する調査を実施した。多様化する食のスタイルで知っているものを尋ねたところ、1位は「ベジタリアン」(81.9%)となった。以下、「ヴィーガン」(54.0%)、「グルテンフリー」(53.8%)と続く。
いずれも女性で比率が高く、特に「グルテンフリー」「ヴィーガン」「糖質制限、ローカーボ」は男性を大きく上回った。
直近1年間に実施したものを聞くと、「糖質制限、ローカーボ」(9.1%)が最多となった。男性70代や女性30代と50〜70代で1割を超えたものの、認知率と実施率には大きな差があることが分かった。
多様な食のスタイルに期待する効果は、60.4%が「健康維持」と答えた。「体調不良の改善、体の悩みの改善」「免疫力向上」が40%台、「腸内環境の改善」「ダイエット」「胃腸の調子を整える」が30%台となった。特に、糖質制限・ローカーボは、ダイエット目的の比率が高くなった。
調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。調査期間は6月1〜5日、有効回答数は1万81人。
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