消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
ハースト婦人画報社(東京都港区)は、「ギフト」についての意識調査を実施した。ギフトを贈る機会として、「誕生日」(65.6%)が最多。以下、「バレンタイン・ホワイトデー」(56.7%)、「母の日」(53.0%)と続く。
ギフトを贈る機会1位は「誕生日」(写真はイメージ、提供:写真AC)
上位には、「お歳暮・冬ギフト」や「クリスマス」など季節イベントが多くランクインした。
ギフトを贈る機会(ハースト婦人画報社調べ)
ギフトの購入場所を聞くと、88.9%が「オンラインショップ・ネットショップ」と答えた。PCやスマートフォンで手軽に贈りものを探せるようになり、「デパート・百貨店の実店舗」(68.2%)を20%以上上回った。
ギフトの購入場所(ハースト婦人画報社調べ)
ギフト選びで困った・悩んだ理由を尋ねたところ、「何を贈るか」(75.8%)が最多となった。以下、「毎回似たようなものになってしまう」(42.5%)、「相手の好みが分からなかった」(40.6%)と続く。
ギフト選びで困った・悩んだ理由(ハースト婦人画報社調べ)
また、ギフトを探しているうちに、つい自分用にも購入したことがある人は88.7%だった。
調査はインターネットで、4272人を対象に実施した。調査期間は4月21〜24日。
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