7月17日、「1分1ラウンド」で最強を決める総合格闘技エンターテインメント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の5回目の開催となる「BreakingDown5」が開催された。
今回もユニークなキャラクターを持った参加者を集め、試合の動画だけでなく、オーディションの動画を公開。さらに前日の記者会見や当日の計量を配信した動画を公開する意欲的な取り組みをした。その結果、計量のリアルタイム配信には一時10万人以上の同時接続を記録するなど、大盛況のうちに大会を終えた。BreakingDownは早くも次大会への強い関心を集めている。
BreakingDownをプロモートする朝倉未来さんのYouTubeチャンネルの登録者数は現在263万人を超え、格闘家が運営するチャンネルでは他の追随を許さない圧倒的な人気を博している。
BreakingDownの「1分1ラウンドで最強を決める」というコンセプトも朝倉さん自身が発案したものだ。きっかけは自身のYouTubeチャンネルで実施された漫画『グラップラー刃牙』シリーズの作者・板垣恵介さんとの対談だった。
朝倉さんはBreakingDownを通じて格闘技業界を盛り上げるべく、企画の立案からSNSを用いたマーケティングなど、あらゆる面で貢献している。YouTubeでの配信から視聴者のコメントに全て目を通し、修正すべき点を修正。常に改善を繰り返して大会の質を向上させてきた。徹底的に視聴者の視点に立ち、柔軟性をもって改善を続けているからこそ、BreakingDownは回を重ねるごとに規模を拡大できているのだろう。
朝倉さんは9月の『RIZIN』では、ボクシング世界5階級制覇のフロイド・メイウェザーとの対戦が決定した。メイウェザーといえばボクシング界の生ける伝説で、2018年の大みそかに同じくRIZINの舞台で那須川天心さんと対戦し、その実力を見せつけている。
メイウェザーとの1戦を経て「朝倉未来」の名前は世界レベルとなり、その影響力をもってBreakingDownのさらなる発展に尽力するはずだ。「BreakingDown」を運営、ブランディング、プロデュースするレディオブック(東京都渋谷区)の代表取締役CEO・YUGOさんはITmedia ビジネスオンラインの取材の中で、同大会の目標を世界展開だと明かし、朝倉さんは「BreakingDownを世界一の団体にしたい」と話す。
BreakingDown5を現地観戦していた経済アナリストの森永康平さんが、朝倉さんにインタビューした。
――公開計量のYouTube動画は朝倉さんのYouTubeチャンネルで公開されました。結果は同時接続数が10万人、第一試合と第二試合の公開動画は17万人を超えていました。この盛り上がりを、どう評価していますか?
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