KDDIは7月29日、2日から4日にかけてau回線で発生した大規模通信障害に対し、利用者への補償を行うと発表した。補償額規模は73億円に及ぶ。8月中旬に対象者を確定し、SMSで案内する。9月以降に返金額を減算する。
「24時間以上連続して全くすべての通信サービスを利用いただけなかった」271万人を対象に、契約約款に基づく返金として2日分相当の基本料金を減算する。返金額は平均52円。
加えてお詫びとして、スマートフォン、携帯電話、ホームプラス電話の契約者3589万人を対象に、一律200円(税抜)を減算する。povo2.0については、返金に替えて1Gバイト/3日間のデータトッピングを付与する。また各役員の報酬も返上する。
大規模通信障害は、7月2日の午前1時35分から61時間25分にわたり発生。全国で、音声通話(VoLTE)で2278万人、データ通信で765万人に影響が出た。人々の生活インフラに影響を及ぼしただけでなく、au回線を利用する物流、自動車、銀行など広く産業界に影響が波及した。
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