東芝は8月10日、同社の米国子会社で7月中旬に約380万ドル(約5億円)の資金を流出したと発表した。同社経営幹部を装う第三者の虚偽の指示に従ってしまったという。
当該米国子会社は、資金流出後に指示が虚偽であると気が付き、米国と、資金流出先である香港の捜査当局に被害を届け出た。
被害額は約5億円を最大影響額として、2022年度第2四半期(7〜9月期)に損失計上する予定だ。東芝は「捜査に全面的に協力するとともに、流出した資金の保全・回収手続に全力を尽くす」とコメントしている。
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