出身大学による年収にはどれくらいの差があるのだろうか。オープンワークが発表した「出身大学別年収ランキング 2022」によると、30歳時の想定年収が最も多いのは「東京大学」だった。
1位の東京大学では、30歳時の想定年収は761万円だった。2位は「一橋大学」(30歳時の想定年収707万円)、3位は慶應義塾大学(同676万円)と続いた。
大学別に見ていくと、「旧帝大」(北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学)の7校全てがTOP20にランクインしている。また、「早慶上智」(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学)は、TOP15以内に3校全てがランクインした。
関東の私大「MARCH」の5校からは中央大学・明治大学・青山学院大学の3校が、関西の私大「関関同立」の4校からは同志社大学の1校がそれぞれランクインした。
年齢別想定年収を見ていくと、東京大学は25〜50歳にかけて1位を維持しているが、55 歳時に一橋大学が逆転し1位になっている。一橋大学は、25〜55歳にかけての「年収アップ額」も910万円でトップだった。年収アップ額の2位は「東京大学」(832万円)、3位は「防衛大学校」(794万円)、4位が京都大学(719万円)、5位が名古屋大学(700万円)という結果に。
調査は、18年3月〜22年6月に就職・転職のための口コミサイト「OpenWork」に登録があった年収及び出身大学データのうち、100件以上データがあった大学291校、24万6134人を対象データとする。大学院は除外、大学校は含めるものとし、各大学出身者の年収と年齢の分布から各年齢時想定年収を算出した。
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