消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
米アップルは8月24日、新商品の発表会を現地時間の9月7日午前10時(日本時間8日午前2時)から開くと発表した。iPhoneの新機種「14」シリーズの発表が有力視されている。そんな中、Webコンサルティングなどを手掛けるリュミエールデスポワール(東京都渋谷区)は、10〜60代の男女300人を対象に「iPhone14購入動向」を調査した。回答者の42%が「10万円までなら購入したい」と答えた。
調査ではまず9月のApple発表会の認知度について尋ねた。回答者のうち「知っている」と答えたのは69%に上った。毎年9月頃のApple新商品発表会は、ガジェット(電子機器)ファンの間では恒例となっているが、ファン以外も含めて認知度が7割近くに上っている。
次に、iPhone14が正式発表されたら購入するか尋ねたところ、「発表会の内容次第で購入する」が47%、「購入しない」が49%に上った。「13」シリーズとのスペックやデザインの変化を確認した上で、購入の是非を決める人が多い結果となった。
最後に、いくらなら購入したいかと尋ねたところ、「10万円以内」が42%で最多。「15万円以内」が34%となった。
iPhoneを巡っては、7月にアップル社が日本で一斉に値上げをしたことが判明。「13」シリーズの価格は、容量128GBのモデルが9万8800円から11万7800円と2万円近く上がった。為替の円安に対応したものとみられており、9月の発表会でも新機種の価格設定が注目されている。
調査は8月18〜25日にインターネット上で実施した。
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