トヨタ、お台場に新アリーナ建設 どんな施設？：TOKYO A-ARENA（1/2 ページ）

[ITmedia]

　トヨタ自動車は、東京都江東区のトヨタのショールーム施設（メガウェブ）の跡地に次世代アリーナを建設すると発表した。施設の仮称は「TOKYO A-ARENA」で、場所はお台場の青海エリア。約1万人を収容する面積2万7000平方メートルのアリーナとなる。敷地内の屋外空間として、2つのパークも設ける。

TOKYO A-ARENA、外観イメージ（画像はニュースリリースより、以下同）

　開業は2025年秋を予定している。B.LEAGUE1部に所属するプロバスケットボールチームのアルバルク東京がホームアリーナとして利用する他、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツなどの舞台として活用する。

TOKYO A-ARENA、内観イメージ

　アリーナにはトヨタのモビリティテクノロジーを活用し、来場者の便利さや楽しさなどの体験の質を向上させる。持続可能な施設を目指しており、国内のアリーナ初となるLEED（米国グリーンビルディング協会が運営する建築や都市の環境性能評価システム）の認証取得を検討している。アリーナ内のごみ削減や、リサイクル、リユースなどにも努めるとしている。

　仮称の「TOKYO A-ARENA」は「アルバルク東京の頭文字のA」「地域の皆さまから愛されてほしいという想いから、青海のA」「人の可能性を広げたいという想いから、人の持つ力のAbilityのA」「アルファベットのはじまりであり、すべての始まりという想いをこめたA」という4つの由来がある。

外観・パーク部分イメージ

内観イメージ

　トヨタ自動車の豊田章男社長は「『可能性を広げるアスリートたちの聖地』を目指したい」とコメントしている。