買取事業などを手掛けるクオーレ(愛知県大府市)は、20〜60代の男女300人を対象に、在宅ワークを快適にするための人気アイテムについて調査した。作業効率を上げるための必須アイテムとして、「コーヒーなどの一息ドリンク」(158票)を挙げる人が最も多かった。次いで「品質のいい椅子」(90票)、「ワイヤレスイヤフォン」(78票)と続いた。
4位以下は「スマホスタンド」(76票)、「骨盤サポート椅子」「デスク周りの収納グッズ」(いずれも73票)――と続いた。業務効率を上げるためのアイテムに人気が集まったほか、体を動かす時間が減少し運動不足になる人もおり、体への負担を和らげるアイテムへの需要も高まっているようだ。
また、調査では「在宅ワークをしている部屋は整理整頓していますか」と尋ねたところ、「している」と答えたのは42%で、半数以下という結果になった。
回答者からは「リビングで作業しているので、子供が帰ってくるとテーブルが子供優先になる」(40代女性)、「机に引き出しがなく、細かなものを保管するスペースがない」(30代女性)、「家だからいいかと思ってしまい片付けない」(20代女性)――といった意見が寄せられた。仕事部屋がなかったり、収納スペースが不足していたりと、在宅ならではの片づけの悩みが挙がった。
整理整頓が「できている」と答えた人は、実際にどのような工夫をしているのだろうか。回答者からは、「パソコンや書類が入る大きめのカゴを用意して、全てお仕事セットとして入れている」(40代女性)のように、仕事グッズをひとまとめにすることでプライベートスペースと隔てているという意見が挙がった。
ほかにも「ファイルキャビネットを置いて資料ごとにファイリングして机の上に散乱しないようにしている」(20代女性)、「終わったら片付けること、シンプルですがこれが1番」(20代女性)、「不必要なプリントアウトはしない。必要ない書類はさっさと捨てる」(40代女性)――などといった意見が寄せられた。
調査は8月9〜16日、20〜60代の男女300人を対象にインターネットで行った。
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